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仕事中に、ヒヤッとした事はありませんか? インシデントにならなくても「危なかった」という経験は誰でもあると思います。

訪問看護も看護師のお仕事ですから病院勤務と同じような状況で、ヒヤッとする事もありますし、病院勤務では考えられないような状況になる事もあるのです。

ここでは、訪問看護ならではのインシデント、ヒヤリハットからドジ話まで揃えてみました。

在宅は危険がいっぱい ~転倒~

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在宅療養中の患者様の場合、病院とは違って設備が揃っていませんから、思わぬところに危険が潜んでいる事があります。

例えば歩行リハビリをするとします。歩行練習では転倒の危険が常にあるのですが、病院内のように手すりが全ての通路に付いているとは限りません。古い木造住宅だったら尚更。長い廊下にふすまがずらっと並んでいた時なんかは眩暈がしそうでした。

歩行器を使うにしても、通路の障害物を全部どかして、歩くスペースを作らなければなりません。それでも、床の僅かな窪みに歩行器のキャスターが引っかかったりしてヒヤリとする事もあります。一往復してベッドに戻った時はさすがにほっとしたものです。

その他、気を使うのは入浴介助です。廊下が狭くて手すりが付けられないお宅で、ふらつきが強い患者様を誘導する際は、動線に気を使います。脱衣所に椅子を置いて服を脱いで頂き、浴室の段差を越えて浴室の椅子に座り、かけ湯の後、浴槽へと移動するのですが、どこに摑まるか、どこに手をつくか確認しながら患者様の身体を支えつつ誘導します。入浴後は床が濡れて滑るので凄く怖いです。 

患者様宅へ到着するまでも一苦労

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訪問看護は患者様宅へ到着しないと始まらないのですが、勤め始めた頃は、ちゃんとそこへ行きつくまでが一苦労でした。初回は、先輩スタッフに同行して貰うのですが、それでも、しばらく行かないでいると、目印にしていたコンビニが無くなっていたり、雪が積もってすっかり景色が変わってしまったりして、気づかずにお宅を通り過ぎていたり、酷い時には完全に迷子になってしまったりしていました。

一番困るのが道路工事。いつもの道を封鎖されて回り道を余儀なくされるのですけど、方向音痴の私にどうしろと?と泣きそうになりました。ギリギリにお宅に飛び込んだ時は冷や汗が出ました。

明らかに遅刻という時には、早めにお詫びの電話をしてましたけど。慣れて来ると、初めてのお宅に1人で行く事も珍しくありません。地図を貰って、道順を聞いて行くのですけど何故か目印を見過ごして見当違いの方向へひたすら走っていく私。今思い出しても冷や汗が出ます。

先輩の中には完全に思い違いをして違うお宅に行ってしまったツワモノもいましたっけ。幸いな事に私のいた事業所では交通事故の事例はありませんでしたが、訪問先では極端に狭い駐車スペースしかないお宅もあって、駐車の際に歩道の縁石に乗り上げてしまったり、塀に擦ったりはあったようです。そのせいか、せっかく新しい車が届いても傷つけるのが怖くて、しばらくはスタッフ同士で譲りあいをしていました。

訪問看護では忘れ物は命取り

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病院と違って訪問看護では、忘れ物をしても、取りに戻る事はできません。なので、事業所を出る時には念入りに持ち物をチェックして出るようにするのですが、それでもアクシデントはあります。

私は脈拍測定の為に文字盤の見やすい腕時計を常に訪問カバンに入れておくのですが、知らない内に電池が切れて、止まっている事がちょいちょいありました。電池交換しても止まる事があったので、壊れかかっていたのかもしれません。そんな時は室内の掛け時計の秒針を不自然な姿勢で睨みながら脈拍を測る羽目になります。

ディスポの手袋や潤滑ゼリー等、ケアに必要な物を追加するのを忘れた時には足りるかどうかとドキドキしたものです。幸い、不足して困った事はありませんでしたが。

また、パルスオキシメーターは高価なのでスタッフの人数分は無くて、呼吸器系疾患のある方やレスピレーター装着の患者様を訪問する時にだけ持ちだしていたのですけど、それをうっかり忘れてしまう事もありました。

そんな時、取り敢えず、他のスタッフに連絡を取ってみます。近所のお宅にいるスタッフが持っている事もあるからです。他には入浴介助があるのに着替えを忘れた事があります。さすがにこれは取りに戻りました。

自分の身は自分で守るのです

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患者様のお宅では、様々な状況があって清拭用のお湯を準備するにも、蛇口から適温のお湯が出るお宅ばかりとは限りません。湯沸かしポットから熱湯を出して、適温になるように水で調整しなくてはいけないお宅もあります。

あるお宅のポットはちょっと特殊で取り扱いがややこしい物だったのですが、ある日、同僚が清拭の準備中をしていて、大量の熱湯が漏れ出てしまった事がありました。幸い、患者様にはお怪我が無かったのですが、彼女はしばらく仕事を休まなければならないくらいの火傷を負ってしまいました。

いつもだったらこんなミスはしないベテランだったのですけど、その日はいろいろ予定外の事があって急いでいたようです。そんな時に限って事故って起こるものなんですね。

他にも、あるお宅では、気の荒い小型の室内犬がいて家族以外には襲いかかってくるので、ご家族が不在の時に困った事があります。私はまだ犬には慣れているのでなんとか振り払って隣の部屋に閉じ込めてケアを始めたりしたのですけど、犬が苦手の同僚は極力行かないようにシフトを組んでいました。

ヒヤッとなんてない方が良いんですけど

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訪問看護は基本的に1人で訪問するので、早急な対処が必要なアクシデントが起こったら自分1人で対処しなくてはなりません。時間的に余裕があったり、独断で判断できない状況であれば、ケアマネさんや主治医、上司に相談という手もありますが。

訪問看護では病院勤務では考えられないようなアクシデントが起こるので、状況に応じた臨機応変の対応が何より求められる現場でもあると思います。 でも、だからこそ訪問看護は面白いと言えるのかもしれません。

 

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