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訪問看護は自分には無縁の世界だと思っていました。

病院勤務を始めた頃は、訪問看護という制度はありませんでしたし、訪問看護が始まった時もさほど興味を持つ事もありませんでした。でも気がつけば10年近く訪問看護の仕事をしていました。ここでは何故私がこの仕事に足を踏み入れる事になったのかをお話したいと思います。

◆訪問看護をずっと敬遠していました

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実は、私は訪問看護に辿りつくまでに数回、転職をしています。

その中で訪問看護だけは敬遠していました。時給が高いのは知っていましたし、いつもどこかしらで求人がありましたから、その気になればすぐ就職出来る事も知っていました。

けれども、いつも求人しているという事は、つまりはスタッフが居つかない職場ではないかと思えました。

訪問看護が相当きつい仕事だという噂も聞いていましたので意識して避けていた時期が長くありました。

◆デイサービスで見えてきた事

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夜勤が無くて正職員になれる職場を探していた時、デイサービスの仕事が目につきました。友人もデイサービスで働いていたと聞いていたので、深く考える事も無く、通いやすい近所のデイサービスに再就職を決めました。

しかし、毎日の利用者様が40人あまりというその施設は、ひたすら忙しく、覚える事もたくさんあって追いつめられたような気分で毎日を過ごす羽目になってしまいました。

それでも毎日、利用者様の送迎をしていましたので、個人のお宅に伺う事に抵抗も無くなりましたし、爪切りや医療処置の際に利用者様と僅かな時間、話もできるようになって、少しずつ職場の雰囲気に慣れてきたのですが、その頃から自分の中で広がる違和感がありました。

デイサービスは多くの利用者様が無事にケアを終えて自宅にお送りする使命があるので、個々の利用者様と長く深いお話しをする事はできません。

それは私が、まだ利用者様達とあまり親しくない事と、利用者様が多い施設だった事もあったと思います。忙しい業務の中で、当たり障りの無い話をごく短い時間しかできない状況が続いて、私は利用者様との距離を縮められない空しさを感じてしまいました。これに関しては単に価値観の違いかもしれませんが。

その後、諸事情あってデイサービスを離れる事になった時、次は訪問看護をやってみたいと思うようになりました。

◆訪問看護を知りたくて

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訪問看護をやってみたいとは思いましたが、業務内容もよく知らないまま働こうとするのは無謀に思えました。看護協会でも研修は行っていましたが、ちょうど狭間の時期だったようで受けられる研修はありませんでした。

そこで思い出したのが訪問看護をしているという女性でした。

彼女は私がよく行っているお店の常連客で、以前に少しだけ話した事がありました。

さっそくお店の方に彼女と一度、お話したいとお願いしたら彼女に連絡してくれました。

程無く彼女から連絡が入り、さっそく会ってくれるとの事。そして指定された場所は何故か彼女の職場でした。行ってみると彼女だけでなく、訪問看護の所長と施設長も応接室で私を待っていて、面接会場のようになっていました。

「もしかしたら、このまま引き込まれてしまうんじゃないかな?」と不安がありましたがこの施設では求人票は出されていませんでしたし、

「まだ就職は決めていなくて、訪問看護についてお聞きしたいだけなんです」というちょっと失礼なモノ言いにも

「承知していますよ。なんでも聞いてください」と柔らかな物腰で対応してくださったので安心しました。

訪問看護の流れや業務内容について詳しく説明をしてくださったり、質問した事に丁寧に答えてくださいました。

臨床でのケアを長く離れていて自信が無い事、自分で判断がつかない状況になった際に不安が大きい事等、話したのですが、慣れるまでスタッフが同行してくれる事や、判断が難しかったらいつでもスタッフや所長、主治医、ケアマネに相談できる事など教えてもらい、訪問看護というものがなんとなく理解できた頃にはかなり長い時間が経っていました。

最後に

「ここで働いてみる気は無いですか?」と聞かれ、私は自然に

「やってみたいと思います」と答えていました。

◆訪問看護で働くということ

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いよいよ訪問看護師として働き始める事になりました。

この事業所ではスタッフの人数は比較的足りていたので、仕事は慌てずに徐々に馴らして行きましょうという事になり、当分は半日業務でと依頼されました。

週休2日の半日業務でも時給が結構良かったので今までの職場の給料に比べてもそう遜色はありません。午前中は先輩スタッフに同行して仕事を教えてもらい、お昼に仕事が終わったらもう一度自分の車で訪問先まで行って道を覚えました。さらに利用者さま毎に自分なりの簡単な地図やケアの注意点など手帳に書いて覚えるようにしました。

同行は基本最初の1回だけで、次回からは1人で行く事になります。ケアが簡単なお宅では最初から1人という事もありました。

方向音痴で車の運転の苦手な私には利用者さまのお宅に行きつくまで不安でドキドキする事もありましたが、利用者さまもご家族も優しい方ばかりだったので助かりました。

なんと言っても、自分のペースで仕事ができ、利用者さまやご家族とのコミュニケーションの時間も取れて充実した時間を過ごせるのが魅力でした。

そうこうしているうちに1カ月が経ち、所長から

「どうですか?続けられそう?」と聞かれました。どうやら心配されていたようです。

「とても楽しくお仕事させて頂いています」と答えると

安心したように微笑まれました。

◆気づけば訪問看護師に

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訪問看護は大変そうだからと避けていたのですが、やれる事、やりたい事を辿って行ったら最後に行きついたのは訪問看護でした。それでも実際に訪問看護を始めてみれば、私にとってとても魅力的な職場でしたし、多少大変な事はありましたが毎日が楽しくてやりがいを強く感じられる場でもありました。

きっと憶測や噂だけで避けていたままでは出会えなかったでしょう。

これまで何度も転職を繰り返し、落ち込んだ事もありましたが、最終的にこの仕事に出会えて良かったと思えます。

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